フリーなスペース

世の中のふと思ったことを文章の練習を兼ねて書き連ねていきます

大学生の読書不足

https://www.asahi.com/sp/articles/ASL2V5W7WL2VUTIL04Q.html

大学生の読書時間が0というのが5割を越えたとの報道があった

本当に全く読まないという層はほとんどいないだろうが読まないと思っている層は非常に多いようだ

 

まずこの報道に対してその人の生活状況などを見てからというのは一理あると思う

これが大学以外はバイトだらけでないと生活できないなどということであれば読書がないというのも非常に納得だ

ただしそこまで生活に追われている人はそうそういないだろう

というのもまた別で話題になった奨学金制度があるからだ

アレに関しては色々意見があるだろうが少なくとも大学生活を送る上でそれを借りてバイトだらけではない勉学に励めるような時間を取れる生活は出来るだろう

借りたくないと言っても勉強をするために大学行ってバイトだらけの生活をしてそれによって無駄に高い学費に対する知識の習得はどうなるのだろうか

それこそ無駄金である

また書籍代に関しても大学の図書館などジャンルさえ選ばなければ無料で読めるところもある

古本で100円で買えるような本も存在する

そのためそのような意見ははっきり言えば的外れであると言えるだろう

 

となると本を読まないというのはその人自身で選んだ選択ということになると思う

さてそうなることによる影響というのはどういったものなのか

昔では知識を得るためには読書であったり講演会であったりといった手段に限られるのだと思われる(そんな時代に生まれてないので異議はあると思う)

 

しかし今ではインターネットで簡単に知識を得られてしまう

ただしその知識の質と言うものは格段におちる

インターネットはほぼ全員が使っているものであり、情報の供給も素人が簡単に出来てしまう(今の私のように)

素人がわかった風にやったところでそもそもの知識が足りていないので間違いが生じたりする

また素人であったり少し気になるというそういった方々に興味をもってもらうため派手で分かりやすい記事になりがちであろう

読書というものをするためにはしっかりと知識を付けた方が数百ページに及びその考えであったり仕組みを説明しており、間違いがないかなどの確認も行われている

そしてその知識の保証金として代金を支払っていたりする

 

知識の質が圧倒的に違うのである

量も深さもなにもかも

もちろんお金にならないがために個人でサイトを作り徹底的に検証などをされている方々も多数いる

しかしお金にならないということはそれは所詮趣味の領域であり、そこに大学生が将来お金を稼いだり仕事として活かすには非常に難しいだろう

 

本を読まない大学生に対する対策としてはいかにインターネットの情報が正確ではないかの情報の授業と本を読むことによる情報の深さというものを実感させる授業が出来ればよいと思う

例えばインターネットの記事のみでレポートを書かせてみるのである

その後学校の図書館にて同類のレポートを書かせるとおそらくその違いがわかるだろう

http://careersupli.jp/work/books/

これはこのサイトから引っ張ってきた実験であるがやはりその通りになるのかなと

インターネットでは流し読みでありまた記事の長さが短いので結論ばかりで頭の中がなりやすくなる

そうなるとそういったものを自分で解釈というよりもまとめるだけの作業になりやすい

なぜなら考えることが不必要だからである

いくつもの答えがある中で自分にフィットしているものを選びそれを出すというただの記憶として書くということになってしまう

本を読むとそういった結論にいたるまでインターネットと比べて緻密に書かれている

また一つの本に対して結論は基本的に一つである

そうなれば自分と違ったところであったりを考えて自分の考えというものをしっかりと書けると思う

その結論としてインターネットで書いたものと同じであったとしても過程が全然違うのである

常日頃からこのようなことをしていれば知識としてはインターネットのが上になるかもしれないがそこの知識に自分がのっていないのでインターネットで代替可能な人間になる

本を読んでいれば知識としては劣るかもしれないが考える力が持て、またその知識に対する自分というものが出来てくるのでインターネットでは代替不可能な人間になる

とは言ってもそれで改善されるようであればおそらくその人は本を読んでいるが

 

 

ということで本を読まないということは質がしっかりとしている確かな情報を得られないということになる

最近では不景気のため質よりも安さという方が大勢いるとおもうが情報の質というものもここに関わってきていると思う

何か始めるにしても入門本を買うのではなくインターネットでそういったサイトを見つけて始める

それが趣味程度であればいいがそうではなく仕事に関するまたは副業を始めるようなものであるならば是非とも本の方を薦めたい

大学生に関して言えばそういった本を書かれている方から授業を受けられるということをより自覚すべきであると思う

そういった方が書かれている本を読み授業を受けることによりその人の考え方また人となりというものが見えてきて少しは授業が面白くなるのではないだろうか

 

 

 

 

 

後書き

こんなことを書いている僕本人がインターネットの記事から拾ってきて文章を書いているというのはなかなかお笑い草ではないだろうか

とはいえ今回の場合知識を得る方法の一つとしての読書を書いている

この記事は問題提起に対するものなので少し違うといえば違うがやはりその問題提起もこの筆者が考えているものと違ったりする

よくTwitterなどでも短文がRTで来て考えが正しく伝わらず炎上といった事態になるがやはりそういったことの一つがこれなのかなとも思う

ちなみに知識を得る上で政治系はどうしても偏りがちになる

自分と考えが合うものを選ぶため右翼はより右翼のものを買うためにどうしても極化しやすくなる

記事においても同じでネトウヨなどというのが出てきてしまうのは同じ考えの記事ばかりを選んで読んでしまうためやはり正しかった!となりやすい

一時はそういったものにハマったがこの考えに至り、全く読むのをやめてしまった

中立であればいいと思うだろうがそれは自分の考えを持っていない人である

どうしてもどちらかに寄りやすくその系統のものを最初に読むので政治系に関しては読むことは全くお勧めしない

 

 

あとブログはただただ書くだけではやっぱりだめだなと

ダラダラと30分程度で考えながら書いているため文があっちいったりこっちいったりでまとまらない

推敲などをすべきなのだろうが正直僕の愚痴なんかにそんなものはしたくないというのは少しある