フリーなスペース

世の中のふと思ったことを文章の練習を兼ねて書き連ねていきます

リリーフ 感想

久々にここまでないた

 

とりあえずすべてを飛ばしてアイルートについて

ここまで成功していたように見えたそのルートというのはすべてがまやかしで

もちろんそこにおいてもみんなはいい生活を送っていた、そういう表現で書いても正しいのだろうけど

でも実際には彼は常に救われていなかった

ひなこルートではおそらくあれは常に見舞いに来てもらっているつまりコミュニケーションをしているし

ももルートでは救いを待っている、つまりその先に立ってもらっているし

るかルートでは先に行ってしまったが故のものになっている

それぞれ選択の末の結果をたどっている

 

そして彼にとっては問題なかったのだろうけど彼女たちにとっては問題でしかなかった

管理AIといっても結局は彼の方が上だったから止めることもできず、そのため話においてはヒロインだけに寄り添って描かれていた

しかし本当に救いが必要だったのは彼であり、そこにフォーカスを突然当てて始まる話はとても面白かった

アイは常に彼にどう変わってほしいかをかなり一任していた

逆にユウは彼に現状でいてほしいと願っていた

それは彼女たちの接し方に出ていたと思う

現状維持、つまりここから出すべきではないというユウは本来のAIであるのにも関わらずその名前を感情を持ったがゆえに出てきたアイにやらっれるのはおもしろい

ずっと苦悩し、その結果として仮面を、偽りの自分を刺した彼はとても強いのだと思う

普通はそこでその形として出てきている結果に満足してしまうはずなのにその過程や自分のありかたについて何度でも考えていけるというのはすごく偉いと思う

ある意味でそういうところは彼にAIらしい知能を与えている結果なのかもしれないけど

アイとユウについてもある意味で彼女たちの間での自己学習という考え方にできるのかもしれない

彼女たちがこの世界についてどのように学習しているのかはわからないけど、彼女たち自身がヒロインとのありかたを見ることでその世界での正しい形を見つけられたのかもしれない

とにかく言えるのはすべての人たちは普通自分が納得できる形での過程や結果を出せなかったのに対し、彼らはそこに対して新たな世界を与えられ、自分たちが変われるように努力することで真の形をみつけられたというところに感動を抱いたのだと思う

 

校正したいが、明日は仕事。おやすみ